オランダ工場でレストアを行った車両が完成致しました。オーダー頂いております車両の合間にコツコツと作り上げた一台になります。クオリティとコストのバランスを重視して作り上げました。
前回この様にして作り上げた個体はBreu Camargueという淡いブルーのDSuperでした。待望の第二弾はBeige AgateとルーフはGris Nacreというシルバーになります。 前回は5MTでしたが、今回はセミオートマチックのトランスミッションになります。
ボンネット裏まできっちりと仕上げております。ヒンジや、細かなパーツは亜鉛メッキでリクロームしております。細部にこそ神が宿るという言葉もありましたが、こういった部分に手を加えるかどうかで仕上がりが大きく変わってきます。
機関はもちろん大本命のグリーンのハイドロ系パーツはリビルトしております。リビルトも信頼のおける技術者の手によって行うかどうかで保ちが変わってきますので、そこは注意が必要なポイントです。
トランクの取り付け部もご覧の通りに仕上げております。細かなところまで行き届いたレストアを心掛けていると、そうで無い物を見たときにその車の価値が判定できます。安い物に良い物は無いですが、高い物には悪い物が存在しますので、見極めが肝心です。身を持って経験している我々が手掛けるDSはクオリティには自信あります。
1970年式は外観のドアアウターハンドルが旧タイプでかつ、ステアリングも旧タイプの物になります。樹脂タイプも握りやすくて好みですが、古い物は質感がいいですね。もちろんフロアマットなども新品で、トータルでフルに近いレストアを行っております。
ドアハンドルなども磨き上げ非常にきれいな状態です。
サイドモールは取り付けを行わずに仕上げております。ゴージャスな方向性ではなく、ボディカラーに合ったフレンチポップな方向性で仕上げております。
ゴージャスなパラスも素敵ですが、素のDSの良さを感じてもらえればと思います。
お問い合わせお待ちしております。