シトロエンのオートマチックは、年代にもよりますが ZFというメーカーとプジョーシトロエンの開発した AL4オイルを使用したものなどが有ります。
AL4タイプは後期のXANとか 初期のC5などに使われております。よくご相談されるのがATの寿命についての 質問があります。個体差も 当然有るとは思いますが、やはり オーナーさんの使い方次第で 優劣ついてしまうことがあります。
題材に出しますのが 私が日頃使っておりますXANブレーク16V SXなのですが、以前オーナーさんに9万キロくらいでお納めして、10万キロ少しで下取りとして 里帰りしました(現在も元気で15万キロを超えました)当初乗り始めたときは シフトショックも大きくて、スピードダウンして止まる寸前に ドスン!と云う音がしておりました、それから 色々な思考錯誤(大した事はない)しました。そのひとつは バッテリーターミナルの密着不足でした、これは電子制御ですので電圧の不安定が 及ぼした物でした、後はシフトポジションセンサーの調整でしたこれで とてもスムーズになりまして 事なきを得ました。色々な調整、整備をしないと 駄目ですし、上記の部分はずれる事も有り、車検ごとなどに再確認したりします。又アイドリングが高いのもATに負担を掛けます(AL4)
ATオイルもAL4純正からOOOOに換えましたが、やはりOOOが良さそうです。(トラブルに関して責任が負えませんので 伏せさせて頂きます)ATオイル交換時の焦げ臭いが 少なくなりました。AL4の交換時期は2万Km前かな?それと 一番重要なものは 機械でなくオーナーの方です、大事に乗っていたのにと云うお客様もいらっしゃいますが。 基本はエンジンオイルの温度があがってもATオイルは 冷たいという事実が有ります。少し位、暖気されても 走らなければATオイルは温度が上がりませんし、摩擦係数が高く ベアリング効果はありません。
是非、その日初めて乗られるときは フルロードを掛けることなく ATオイルが温まるまでアクセル開度は 制限してください。以前ディーラー時代にAT交換を2度された方の家は 60~70Kmで流れる国道沿いでいらっしゃいました。原因はわかりますよね・・・・・
車のエンジン、ミッションは ブラックボックスではなく 生き物に近い物ですのでそれぞれに愛車と相談してくださいね。又奥様と共用されている方は同じ使い方をお願いいたします。