ロベールオプロンと聞いて、DS後期、SM、GS、CXをデザインした人だよね!と直ぐにお分かりになる方はかなりのシトロエンラバーだと思います。
彼が2月22日で87歳になられたロベールオプロン氏
SMの模型を手にした一枚
70年代中期までシトロエンに在籍し、フラミニオベルトーニ氏が作り上げたシトロエンデザインの源流をうまくモダナイズドした巨匠です。
マルチェロガンディーニや、レオナルドフィオラバンティ、なども選出されているカーデザイナーオブセンチュリーに選ばれています。もちろんフラミニオベルトーニ氏も。
ガンディーニやフィオラバンティなどのスーパーカーデザイナーの陰に隠れていますが、彼のデザインした車達はどれも今尚、古さを感じさせない優雅なデザインのものばかりです。
彼がシムカから移籍した時はまだ30代前半。ベルトーニ氏の死去後、Ami8を手始めにDSとリデザインを行いました。
ベルトーニ氏との年齢差も凄いですが、若い意見を積極的に取り入れようとしたスタンスからもシトロエンの革新の方向性が伺えます。
ロベールオプロンやマルチェロガンディーニもご高齢ですが、いつかはお会いしてお話ししたいものです。
シトロエンフリークからするとジャニーズの誰かに会う様な、そんな感覚かも知れません。
今年もオートモービルカウンシルに向けて準備を進めております。間に合うかは不明。
SMを持って行く予定です。
よろしくお願いします。