コロナ真っ只中のヨーロッパに向かったのは去年の8月でした。
感染拡大防止策がヨーロッパでも厳しく行われている最中で72時間毎のPCRテストと陰性を証明するQRの提示などとても大変な渡航だったのが思い出です。それから約半年強、再びオランダに降り立つとマスクの影も形もなくもちろんPCRテストや陰性証明の提示も完全に無くなっていました。
オランダのメイン空港スキポール空港にはオレンジの衣装を身に纏った人が多くいるなぁと思っていたらオランダ王国の祝日キングスデイ当日でした。アムステルダムの街では誰もがキングスデイを祝い、祭りを楽しんでいました!もうそこにはコロナは影も形もなく、半年前は死んでいたアムステルダムの街は以前の活気を取り戻している様に見えました。
今回の渡航のメインの目的はオランダで新たに開催されるシトロエンのビッグイベント”シトロクラシカ”に参加することです。週末の開催まですこし時間があるのでアムスにあるフォワーダーのところで打ち合わせを行ったり、目ぼしい車両がないか捜索して回りました。
広大なストックヤードを持つショップの中にポツンと現れた一台を迎え入れることとしました。
1962年式パナールPL17
なかなかコンディションの良いパナールが見つかることは少なくなってしまった昨今。良い出会いに感謝!
エンジンルームもご覧の通り綺麗に維持されてます。
パナールはかなりマニアックなフランス車に分類されるので情報や部品を入手するのが困難な面もありましたが親切なパナールクラブの人たちとの出会いなどで販売した後のアフターメンテナンスもしっかりとご対応できる体制が整いました。安心してお乗りいただけます!
さぁメインのシトロクラシカに向かいます。
会場近くのホテルに到着すると既に各国のシトロエニスト達が横並びで駐車しておりました。
真ん中のSMはデンマークから来た強者!
今年はどんな出会いが待っているのか楽しみです。