シトロエン屋なんでシトロエンばかりに囲まれているのは日常なのですが、改めて工場を見ていると本当にシトロエンにまみれているなぁとにやけてしまいました。
シトロエンはヒトノーエンなんて冗談言ったり言わなかったり、、今回もご縁があってド初期のDSが整備入庫しています!
1955年のパリサロンでデビューを飾ったDSですが、デリバリーが始まったのは1956年になってからかと思います。
1960年にはもう既にこのダッシュボードではなくなっているのでほんの数年しか存在しなかったこの超ユニークなダッシュボードは当時の先進性を表したデザインだったと思います。今見ても素晴らしいデザインだと感じます。
シトロエンは今も昔も新型がデビューした当初はユニークなカラーがラインナップされていて、とても可愛い色もあったりします。ですが、何故だかすぐにラインナップから外れてしまいシックなカラーをメインとしたラインナップへと変わっていきます。これはこのDSでも同じで1950年代や1960年の中期ごろまではとても可愛らしいカラーもラインナップされているのですが、だんだんと可愛らしい色はなくなり、ゴージャスなメタリックやシックな色が主体となってきます。後期型のデザインでは非常にマッチするのでそういう戦略なのかもしれませんが、初期の頃は可愛らしくて愛おしい感じがします。
このDSもボディはノアールですが、ルーフとホイールは水色でとてもチャーミングですよね!
こういうカラーコンビネーションを採用しちゃうところがシトロエンらしくて大好きです!
急に現代へとタイムスリップします(といってももう10年以上前か。)が、2代目C3の初期の頃にラインナップされていたこのブルーボッティチェリという水色は今見ても可愛くて良い色ですよね!
機能は必要十分だし、サイズも小ぶりで運転もとてもしやすい車です。
このC3も新しいオーナーさんのもとで可愛がっていただけると嬉しいです!