日本からオランダに送って1年が過ぎましたが、ようやく順番がきました。
長らくお待たせしてお申し訳ございません。
お待たせしてしまっているので急ピッチで作業を開始しております。
数日でバラバラにして現状把握をしております。
錆もそれなりに進行しておりましたので、シャシーからのトータル的なレストアを敢行して正解だったかと思います。表だけ行っても根幹がダメなら結局ダメですので。。。
ここはどうしても錆びてしまう部分ですが、オランダ工場の板金でしたら問題なく修復できます。
ここがこれだけ錆びているということは他も同じ様に侵食を受けているはずですよね。。。
このトランクとフェンダーの間の部分は完成しても見えてしまう部分ですので、余計に気になる箇所かもしれません。さぁどんどん作業を進めます!!
1966年式のDS 19ですのでハイドロオイルはLHS仕様となります。
一度オーナー様がシリンダーヘッドを分解されていたので、現状は乗っているだけ。動きませんので状態の確認が出来ないのが残念ですが、目視で判断していきます。
サクサク分解を進めていきます。
エンジンを降すのも日常茶飯事ですので早い早い!
ここまで分解するのは日本ではスペース的にも難しい作業になります。バラした部品を置いておく場所を確保するだけでも大変です。。。
今回はLHSからLHM仕様へ変更して組み上げていきます。パイプシール類も全て違うので、こういった機会に行うのがやり易いです!
エンジンの状態を確認しようと思ってましたが、、、
どうも部品が足らない模様です。
以前に分解した時に無くなってしまったかもしれません。年式と使用を照らし合わせながら部品も発注していきます。
このシャシーに血管の様にはっているハイドロチューブ達もここまで分解しないとしっかりと交換することはできないんです。そういったことを十分にご理解いただけているオーナー様だからこそここまで分解してレストアする価値を感じていただけていると思います。ありがたいです。
どんどん進めていきたいと思います。
つづく。