なかなか移動が続き、更新が出来ませんでした。
この時期のオランダは秋も終わり、冬に向かっていく時期ですが、思っていた以上に寒いです。
工場はDSのシャシーのレストアで大忙しですが、打合せや、部品工場へ行くなど、付き合ってもらい邪魔してます。
オファーのあった1975年式のCX2200
走行距離が少ない事もありますが、サビもほとんど無く、思っていたよりも綺麗です
このCXはパワーステアリングも付いていますし、価値があります!スフィアは全交換しましたし、エンジン、ミッションも調子が非常に良いです!
朝、少し早起きをして部品の再生工場に出していた部品を取りに行きました。日本ではなかなかここまで出来る環境が無いので、ヨーロッパでレストアする意味はこういうところにあります。
この部品達を見てどこの部品か分かる人は相当なフリークです!
一日中移動しておりましたが、コレクションを売却するとの事で、ショップではないですが、オーナーの元へ訪れました。
戦前のモデル達もとても良いコンディションです。
来年は100周年なので、この様なモデルもイベントで展示したいと思っておりますが、なかなか余裕がありません。スポンサードをお願いします。
Hバンのキャンパーです。色もとても可愛く、程度もとてもいいです。
このキャンパーで家族とキャンプに行けたら、きっと素晴らしい想い出になるでしょう。
中はシンプルな作りです。使い勝手が良さそうです。
なかなか程度のいい個体の少ないHバンですが、良い個体はコレクターアイテムとなっています。
このHトラックは売り物では有りませんが、いわゆるフルレストアにとても近い物です。
仕事の合間にレストアしてるからいつ完成するか分からないなーと。オーナーは元はレストアのプロなので、素晴らしい仕事。値段をつけるなら、800万円くらいだそうです。機関は新車より綺麗でした。
こちらもオファーのあったSM
1972年式のマニュアルミッションです。
エアコン付き
レストアはオランダ工場の前身の工場で行われていますので、確かなものです。
内装は革では無くて赤のファブリックです。とても上品な印象です。
ボロでもとても高くなってきているSMですが、素性の知れたレストアが行われた個体で、直ぐに乗り出せる車両は滅多に有りません。
つづく。