先日、動きの悪いハイトコレクターが ありまして 同時に足回りの固さを引き起こし
て おりました。前ブログで ハイトのへそをつまんで引っ張りましたら、スムーズ
に動く物、そうでない物で いいもの、悪い物の区別が出来ました。
そこで何故にこういう差が出てくるのかと 考えますに、ゴムプレートに漏れが
あるわけでも無いし、へそ軸が曲がっている訳でもありません。
分解いたしまして 少し理解が出来たように思います、左右のゴムプレート内に
LHMオイルが溜まりまして、その左右を繋ぐ 穴があります ここに小さいOリング
が沢山入りまして 左右のオイル圧によりオイルが移動する仕組みです。
ここのOリングの数を少なくして 流れを良くすれば 車高の上下の動きがリアル
タイムに出来るかもしれません、つまりメーカー側ではあまりにリアルタイムに動く事
を 避ける意味合いで 枚数が決められていると思われます。
先の話の ハイトの良し悪しは この部分にゴミが噛み 動きが悪くなってしまう物と
考えられます、LHMオイルのフィルターの掃除又は定期的なLHMオイルの交換の
理由は ここにも ある訳ですね・・・凄い精度の高い アイデアが垣間見れます。