あまりに作業が早かったので お伝えすることが少なく、補足します。
↓ ほとんどの場合 タイミングチェーン、テンショナー、テンショナー
ガイドは 交換いたします。
↓カムシャフトのスプラインです、たて溝がとても綺麗です。この部分に
プーリージョイントが 噛むように 付きます。このプーリージョイント
は 3万キロ程で点検を致します、同時にプーリー&ナットを取り付ける
ときには ロックタイト(緩み止め剤)は塗りません、これを塗りつけた
物は 次回プーリージョイント交換時とか その奥のシール、ベアリング
などを交換する時、緩まらず 無理をすると 疲労したカムの先端が折れる
人災が出たりします。以前他店でされたものを整備する時は ドキドキです。
ですので 後の事を考えて 組み上げてます。この部分から茶色のロック
タイトが少しでも見えていたら NGです。カシメたら 永久にOKではあ
りません,定期的なメンテナンスが必要です。
写真は映せませんでしたが、ピストンは洗浄剤から 出しまして、丁寧に歯ブラシ
で 残りのスラッジを 取り除きます、この時 結構重要なのは、ピストンリング
の溝の清掃です、時間が少なからず掛かります。ピストンリングの溝には小さな穴
が それぞれに 空いています、この部分は ピストン裏から潤滑したオイルが
リング裏から 入り込みますので ふさがると いけません。
全部 手作業ですので エンジン内は 木村メカの 手垢(たとえ悪し・・)が
ついている事になります。ここらへんが 精魂込めて・・という例えが 過ります。
販売するときには 大げさに 謡う事が多いこの頃ですが・・私共、ANは無口
かもしれませんね・・・。 個人的に 感謝です!
それと オーナーさんの了解を頂き、試作品のパーツを 組み込んでます、依頼元
部品名は 内緒ですけど・・(言いたくて ・・)
認められるのは ホント嬉しいですよね・・(独り言)メルシィ~