今しがた 京都に戻りまして デスクワークしております、長距離ですと 暇なので 色々 あたりを見渡したり 物事を考えたりします、 高速道路では 日本の高級車が 目に付くようになりました、追い越し車線を 勢い良く新車C・・が走ってます（笑） 売れているのでしょうね・・ コマーシャルでも 権力より 愛・・とかで 偉人の生まれ変わりの キャストを思い出します。T社ですね、フロントマスクが特徴で ヒイラギの葉みたいに とんがってます。 アウディのフロントマスクを意識しているのがわかりますが・・ 生み出したデザイナーさん（社内で数百人？）の 感想はどうなんでしょうね？ やはり 右見て左見て その思考から このフロントマスクが 完成したように思います。 まだまだ 物まねから 脱皮できなくて 迷われている様が 車から感じ取れます、リアのコンビネーションランプなんかも・・ デザイナーが「 もう どないしたら良いのか わかんない！」 みたいな 迷いみたいな感じがします・・・・「もう これでいいや～ えっ 本採用だって？？？」 こんな事が メーカー社内で あるかもしれません。
昔から シトロエンは フロントグリルを 持たない 高級車・・と 長年云われて来ました。 フロントグリルを持つ・・とは、 嘗ての ベンツ マスク・ BMWのキドニーグリル・ロールスロイス・ VOLVOも 斜めラインとか・・ですね。 今でもそうなんですけど メーカーが デザイナー（社内外問わず）に 新モデルのデザインを依頼すると・・この グリルが 先に決まっていると、とってもまとまりが良い・・すなわち あまり考えなくても良い・・のです。 例えば デザイン遊びで CGで ベンツのフロントグリルを 日本車に つけたら 偽ベンツの出来上がりですし、 BMWのグリルでも 同じように見えちゃいます・・つまり パクリ易い 安易なデザインなんですね。
でもシトロエンは 先に言いましたように フロントグリルに デザインの特徴及びポイントを 持って来ず 全体のフォルムで表現している・・数少ないメーカーなんです。これは デザイナーの手腕が試されます、昔のCXしかり DS・SM・XMも そうですよね・ もう個々までのデザインになれば エンブレム（マーク）は いらん！ように なりますわ、 凄いデザインの表現力！！！です。デザインの次元が 違いますね。
最近は そのフロントグリルの特徴を持たす事から 離れる傾向ですですが T社、などは まだ驀進中です（笑） がんばれ～
その点 C6も 凄いです・・ フロントグリルの モチーフは 最小限で ボディ全体で 表現している様が 見て取れます、シトロエンエンブレムは 無くても良いような・・高級バッグでいうと マークを見ずとも理解できるような・・感じかな。 しびれる～！！！
フロントグリルが 目だった車は デザイン力が 乏しいと考えても いいでしょうね。TVコマーシャルで 家康がクラウンなら C6 はナポレオンかな？ 家康かわいそ～。
