Gさんと通訳のマーティンと私と三人で GさんのDS の工房に行きます。通訳のマーティンは 日本人を 理解している 有能な 青年です、ライデン大学出身で 日本の有名大学に交換留学として 日本を学びました。今まで通訳の方に恵まれ無かったNeeですが ようやく これで安心出来そうです。気分次第で 訳さずチャンスを逃したり、今まで通訳の件でブルーな気持にもなった時も 数々有りましたけど 諦めなくて本当に良かったと思います。来年のシトロモービルもマーティンと同行します。アウトニーズ専属に なって貰いました。今までのパターンは 日本語→英語→ オランダ語(自国)か、、日本語→フランス語→オランダ語でしたが 今は 日本語→オランダ語(自国語)です。モバイルで リニアに 連絡出来る様にもなりました。
工房では アメリカ仕様のDSが フルレストア中でした。やはりヘッドライトはUS仕様では無く ヨーロッパ仕様にするらしいです。来年のシトロモービルに出品予定です。
Gさんと知り合ったのは 去年の シトロモービルだったかな? 一生懸命に話す私をゆっくりと理解してくれて、相手の気持ちを思いやる 優しいオランダ人です、まず何よりもシトロエンが大好きですし取り分けDSには 特別な 気持ちが有る方です、付合いが難しい職人では無く 道理とか 作業を 賢く組み立てる事の出来る 人です。シトロエンは まず 人間有りき、、から 車が生まれる事が多いですが 正に その王道を 進んでいると 見受けられます。おそらく 死ぬまでお付き合いできる シトロエン職人ですね。信頼しているので とても スムーズに事が進みます。
なぜ オランダなのか、と良く聴かれます。人との出会いも有りますが
フランスは自国物の オールドシトロエンを 特別扱いせず 使用することが多く、オールドを保護する感覚が 少ない ように思います。オランダは 一般的に 物を大切にする習慣がフランスに比べて 高い様に思います。モッタイナイと云う大事に扱う意識が 車にも表れます、超レアで 高価な オールドシトロエンは フランスなのかもしれませんが 私達が楽しむレベルの オールドシトロエン評価は全体的に高いと見ます。(レストアベース車としても、)
それと スペアーパーツの生産拠点の規模が 大きく 多いです。国もコンパクトですし、 例えで云うと ベース車の入手、 工場、部品生産、部品販売、ペイント、板金、輸出が 座ったままで 手の届く範囲で 出来ると言う事です。もちろん コストも 上がりません。家電好きの人が 秋葉原にいる様なものです。笑! すべてが 大好き オランダ!です。