昨年から 同時期に SMの レストア が 重なりましたが 木村君の協力を得て 進めています、白のATは 晩年 西武自動車の手を離れて 面倒見のいい 職人さんの整備工場へ 入れて居られたと聞きました。恐らくは 西武自動車が 整備を 体裁よく断ったのか お客様が 地域一番のお店に頼んだのかは 定かでは有りません。でもパーツを入手できる体制が無いと 困ります、お手製のドライブシャフトブーツが 物の調達が 難しい時代を 物語ってます。 以前、他のお客様のトラクシオンのミッションのサイドシールを日本製を加工して 取り付けられたりしていたのを 見ました、器用なんですが 耐久性はありませんし、今度 純正部品を交換する時も 変に加工されて ニッチモサッチモ、、苦労した記憶があります。
ですので 後の世代で 手直しが 出来るように 気配りする事も 非常に大事です。これが在るべき 組み方にしたいです。(すいません 偉そうで・・・)
でも ラジエターの作り替え、ホース、ゴム類の 品質向上なんかは ドンドン 今の物と交換すれば良いと思います。SMの新規ラジエター、強力電動ファン、2ウエイのファンスイッチなどです。地味ですけど効果はあります。基本ありきかな?あり得ないですけど 例えば エンジンのフルオーバーホールをしてもラジエターが詰まっていたり サーモが悪かったり 点火系が 駄目ですと 何にもなりません、現在のSMのレストアは予算上 エンジン内部のレストアは 残念ながら見送ってますが 補機関係の改良で何処まで 良好なレストアが得られるか?にチャレンジしてます。
これがオリジナルの ドライブシャフトブーツです。オイル飛びは否めませんが ….。あ・・・スッキリ!ですね。
ドライブシャフトの グロメットも 良く無くなりますね、これが飛ぶととめどもなく グリスが飛び散ります。