オルネー工場に身を置いて考えてみました。昨日は小雨の中、オルネー工場の土の山が点々と、。気持ちも身体も 寒くて、、我慢出来ない位に 辛い!
DSのトップモデル、、つまりパラスなんかは中心部のジャベル工場で生産されて、オルネー工場は IDモデルが生産された、、と記憶してます。オルネーは二番目の巨大ベースだった訳で、ジャベル工場はもうアンドレシトロエン公園になっちゃいまして、日々記憶が書き換えられる現実です。
ここで何故なのか?、、、。乱暴な言い方になりますが、ほんとうに素晴らしい車の価値が消費者に伝わり難かったかもしれない、、、。各メーカーも原始的な基本バネサスで シトロエンを追従した結果、、シトロエンの18番の存在を埋没さす勢いの並々ならぬ努力があったと思います。敵ながらあっぱれ、、かと思い、悲しい思いでオルネー工場の泥土を見ていました。
何故?バネサス以上の技術の発達が無かったのか?ひとこと、、悲しいその後のシトロエンの怠惰の結末かもしれません。ハイドロの弱点を解っていたはず、、一般ユーザーの苦言を聴いたはず、、。西武自動車時代に耳にした、マーケティング責任者の 「フン、、!」という態度が 駄目メーカーにしたんだと 思います。
こんな考えを自分の頭の中を整理してますと今回のオークションで何を日本に持って帰るべきかは、段々と解ってきました。
やはり気持ちの原点はここにあると信じて疑わない。正にシトロエンの精霊が宿ってます。これはハイドロ最終章のハイドラクティブの見ての説明が出来る物です。XM後期型をベースに作製されてます。モーターでサスペンションを動かして見ていただく展示品です。壊れて直せないかもしれません、でも良いのです。
日本のみなさんに この魂を是非に見ていただきたい。
何度も言ってますが、ハイドロサスペンションは次元が違います。