東京から朝帰りました。怒涛の2往復でした。今日、長年お乗りのXMのオーナーさんが 修理納車で御来店下さいました。当社が発足間もない時にお納めしたXMの初期型です。御多分にもれず、故障の王様として君臨したモデルです笑。XMの最大の特徴はハイドロが電子制御である点です。その当時20年前でも部品の供給も途絶えて、ステアリングラックのオイル漏れが 全く手が付けられない状況でした。その時でも多くのXMはハイドラアクティブが、固着して、コンフォートスフィアやオリフィスの穴を拡大してサスを柔らかくした個体が有りました。まともにハイドロの電子制御が守られてないのが殆どでした。
お客様の見送り時、○○さんも渋といですね!と大笑いしましたら、マジ顔で、、いや二井さんが頑張ってくれた証ですよーとお褒め下さいました。ありがとうございます。
ステアリングラックの作製など当社オリジナル部品を次々と発案した結果かもしれません。別に特別な技量が有った訳では無く這いつくばった努力でした、大事なのは絶対諦めない気持ちです。当然全てがパーフェクトでは有りませんでしたが、密かな私達の勲章だと考えます。
先人のシトロエン乗り、メカニックは 讃えられるべきだと思います。お付き合い下さり感謝しております。
XMに比べればC6のレストアは天国ですよ。