オランダよりレストア中のAmi6のボディワークが完了したとの連絡がありました。
南フランスで購入したこの個体ですが、フランス人のオーナーは完璧にレストアした!と豪語していました。
はなから信用なんてしていませんでした。サビ穴をグラスファイバーで塞いであったりと、販売価格やオーナーの思いでその様なレストアがされた事は理解出来ます。しかし、完璧という言葉を使ってはマズいですね。
サビて除去したパーツの山!元々価格も安く、長年庶民の足として使用されてきたであろうAmi6ではこの程度は日常茶飯事です。
Ami6は売価も考えるとDSの様にサンドブラストに丸ごと投入して剥離したり、仕上がりの良さを求めて全部作り直してしまう様なレストアは難しいです。
ファイバーで塞がれて表面は取り繕ってありました。このサビた部分を新たに作り直していく作業はかなりのスペースと時間を要する作業です。結果フロアはほぼ張り替えました。
こういう作業はフロアの部品供給が自国内であるところで行うのが輸送費などの観点からもベストだと思います。もちろん信頼できるウェルダーがいてこそですが。
今回のレストアも提供予定価格を考えるとギリギリのライン。必要十分な作業で不要なところや、余計な作業は行っていません。
長く持てる良いAmi6に仕上がったと思います。
〜ForSale〜
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