長きにわたって所有してきたものにはその物の価値以上の想いが詰まっていることがあります。
その想いの詰まったものの修復を任せて頂くことはとても嬉しい事であると同時にとても大きな責任を感じる瞬間でもあります。
今回のDSのレストアも大手術となりますが、ここまでやれるからこそオランダでやる価値があると思います。
話はズレますが、先日油彩のアーティストさんとお話しする機会があり話の中で「イメージはあっても技術が追いつかないうちはイメージに到達できないし、そのイメージもそこまでの技術の中でのものでしかない」と仰っておりました。まさに!!レストアも技術が追いついてこなければアイデアは知識はあっても完成度の高い仕事はできません。また、試行錯誤の末、新たな技術や方法を発見した時はまた次の道が開けてきます。
DSのレストア品質も職人による高い技術力に担保されておりますが現状が最高では無く、日進月歩で進化しております。
オランダに限らずですが、クラシックカーは周りに維持できる環境があると楽しみ方が広がると感じます。
当社ではDSのレストレーションのご相談や、車両製作のご依頼も受け付けております。
一台一台の想いの詰まったオールドシトロエンを日蘭合作でしっかりと修復していきます。
再び日本の地を走るが待ち遠しいです!